すっぽんには多くの種類があり、昔から日本に生息してきた「在来種」と海外から持ち込まれて繁殖した「外来種」があります。
在来種で一般的に「すっぽん」と呼ばれているのは「キョクトウスッポン」という種類です。
食用に養殖されているのもこのキョクトウスッポンです。
天然のすっぽんの生息地は九州、四国と温暖な地域を中心に、関西や関東にも生息しています。
沖縄は本来生息地ではなかったのですが、近年持ち込まれたものが繁殖して、かなり広いエリアでの生息が確認されています。
雑食性で適応能力が高く、水質の悪い川や池でも生きることができます。
北海道、東北エリア以外の河川や池ならばどこでも生息している可能がありますが、最近は外来種が増えてキョクトウスッポンの住処が減ってきているという報告もあります。