すっぽんは肉だけでなく、内臓や生き血も食用とされるためほとんどの部位を食べることができます。
しかし、胆嚢に関しては一般的に食用されることはありません。
胆嚢は肝臓に近い部分にあり、青色の丸い形をしています。
別名を苦玉といい、強烈な苦みを持っているため食用には向きません。
すっぽんを捌く際にも注意が必要で、うっかり潰してしまうと他の食用部位にも苦みや臭みが移ってしまうため、傷つけないように解体を行います。
ちなみに、すっぽん料理の専門店では胆嚢を提供されることがあります。
その場合、噛まずに丸呑みするように食します。
もしも噛んでしまうと強烈な苦みに襲われるため注意が必要です。
なお、胆嚢は昔から健康にいいと言われているため、一部の専門店でのみ提供されます。