すっぽんは傷みが早いので、さばく時はスピードが命!慣れていないと大変ですが、生きたまま包丁を入れましょう。
死んでしまうと急速に臭いがキツくなるそうです。
さばき方は、まず初めに頭を掴んで首を引っ張り出し、根元を切って〆ます。
続いて甲羅と首の間にある関節を切り、首を切り落とします。
その後は甲羅をはがし、内臓を取り出していきます。
甲羅は一見硬そうに見えますが、周りにはエンペラと呼ばれる柔らかい部分があります。
エンペラとの境目を狙えば、簡単に甲羅をはがすことが可能です。
お腹にも硬い部分と柔らかい部分があるので、後者を狙って包丁を横に入れてください。
内臓は尿袋と胆嚢以外は食べることができます。
これらは取り出す際に破くと大変なので、根元から慎重に切り離しましょう。
エンペラはお尻の真ん中と左右に包丁を入れると取り外しやすいです。
手足も食べられるので、爪を根元から切り落として皮を剥ぎ、骨を取り除きます。