日本に生息しているすっぽんの外来種には、「ヒラタスッポン」「トゲスッポン」「インドシナオオスッポン」などがいます。
まずヒラタスッポンですが、世界でも最小といわれるすっぽんで甲長は最大でも26センチほどです。
頭部が身体に比べて大きめで、首の根元がオレンジ色です。
トゲスッポンは7種類確認されていて、6種類はアメリカに、1種類はメキシコに生息しています。
肉食で、オスよりもメスの方が大きくなるすっぽんです。
鼻先は細く、背甲の前縁部には棘のような突起があります。
インドシナオオスッポンは、インドネシアやカンボジアなどの東南アジアに生息しています。
肉食寄りの雑食で、成長すると80センチにもなるという大型のすっぽんです。
これらの外来種は日本では食用ではなく、主にペットとして人気があるようです。