無臭のすっぽんをイメージする人は少数派です。
しかし、すっぽんの臭いは少しの工夫でとれます。
鍋に限っていえば昔の人は料理のときに臭いを消す目的でショウガなどのいろいろな食材を入れていました。
現代ではアクを確実に除去することで香りも含めておいしいすっぽん鍋が楽しめます。
すっぽん鍋をこしらえるために水炊きを行うと非常に多くのアクが出ます。
これらのアクを大小異なるアクとりを使い分けるなど工夫を凝らし、きちんととることにより臭みの気にならないおいしいすっぽん鍋になります。
また、直接泥と触れ合う皮の部分にも確かな臭いがあります。
臭いをさせないために皮の部分はアクとりの前の下処理の段階で余すことなくとります。