古来から漢方の素材として重宝されてきたすっぽんですが、
特にその効果として期待されているのが血液浄化作用や造血作用、血行良化作用です。
血行が良くなることで体調が良くなり、疲れやすい体もみるみる回復するわけですが、
実はすっぽんの効能はそれだけではありません。
栄養の宝庫とされるすっぽんの中でも特に豊富なのがコリンと呼ばれる栄養素です。
コリンには、脂質代謝を促すことで体脂肪の分解を助ける効果があります。
つまり、コレステロール値を減らす働きがあることがわかっています。
高血圧や脂肪肝の予防に繋がるということで、重要視されているのですが、
他にももう一つ重要な働きがあります。
コリンは、体内に入ることで細胞膜や神経組織を構成する、レシチンの材料にもなります。
すっぽんは、今も昔も変わることなく私たちの健康を支えてくれる貴重な食糧と言えます。